ニャットは、この春から素朴屋メンバーに加わった4人目ベトナム人スタッフ
慣れない日本の田舎で生活をし、修行中の大工として切磋琢磨し、坂道の多い北杜市で自転車で通勤をしている。
先日、見事、日本語の筆記試験をクリアし、車の免許を取得した。
私はベトナム語で車の免許を取得する自信がない。逆の立場で考えただけですごいことだ。
それは、先輩スタッフの、ドンもトゥエも同じことが言える。本当にすごいと思う。
今、ニャットは、丸太の皮むきをひたすら頑張り、棟梁等のサポートとして汗をかいている。
ニャットとトゥエ。
大工同士、同胞同志、どこか兄弟のようで、師弟関係のようにも見える。
自分が学んできたことを、そのまま後輩に教える。
1年ちょっとで木製建具を作っている先輩トゥエからは、厳しく、優しさも含まれていると勝手に感じている。
トゥエは、自分の意見をしっかり持ち(持つためにしっかり考える)、コミュニケーションを取ることができる。
この1年での成長は、そういった姿勢があるからだと思う。
仕事だけではない。
呑み会でも、毎回ムードメーカー。
その発想の面白さと、熱量は、特殊能力。
ニャットもそういうところを見ているのかなと思う。
これからもベトナムと日本の架け橋として頑張ってほしい。