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2021年7月16日

素朴屋のオリジナル定規で刻みが正確に迅速に

今日の記事で、他の大工が使っていない素朴屋のオリジナル治具(定規)をご紹介します。
 
▶ 長い距離を切る定規
 


 
▶ 直角に切る定規
 


 
▶ 勾配のある溝を掘る定規
 

 
▶ 蟻ホゾを切り出す定規
 


 
▶ 蟻溝を掘る定規

などなど、刻みを正確に迅速に行うための定規たち。機械ごとに作ります。これ全部素朴屋のオリジナル治具(定規)。
刻みがものすごく楽しくなります。

by NORIZO

2021年7月14日

大工の仲間たち ノミ

ノミ(鑿)は木材に穴を掘ったり穿ったり、彫刻したりするのに使用される工具です。ノミは、カンナと一緒に、手刻みの作業でよく見かけるものです。

ノミには大きく分けて、叩きノミと突きのみの二つの種類があります。その中で、叩きノミは、木造住宅などの柱材にホゾ穴加工や組手加工を行ったり、仕口加工を行ったりするときに使われるノミです。

ノミの使い方には、注意するところがあります。ノミを使う前に鉄で出来た太い指輪みたいな形をしたカツラを調整しなければなりません。

叩きノミはゲンノウ(玄翁)によって、柄の頭を叩いて使いますが、柄の割れを防ぐためにカツラがあります。カツラは、柄の頭を叩かれることによって水平に落ちていき、頭から常に一定の所になくてなりません。(ゲンノウが柄の頭に当たらないと、力が刃先に伝わりません)
① 丸ヤスリで内側を削って丸みを付け、カツラが落ちやすくします。
② 柄の頭を木殺ししてカツラが入りやすくします。
③ 刃を節に打ち込み、カツラの全周をまんべんなく叩いて入れ、柄の頭をつぶしてカツラを覆うようにします。

また、ホゾ穴を作るときの使用手順は下記の通りです。
① 穴を空ける位置を決めて、材料に線を入れます(墨付け)
② ノミを垂直にして、玄翁で叩いて堀り線を入れます。①で入れた線の2㎜内側に堀り線。
③ 周囲に堀り線を入れ終えたら、次に堀り線に向かってノミを傾けて入れて、少しずつ掘っていきます。
④ 最初に入れた堀り線に何度ノミを垂直にして叩き入れ、深くしていきます。再びノミを傾けて叩きこんで、さらに深く掘っていきます。
⑤ 上記のように、掘り線を垂直に深くしながら、ノミを傾けて叩き込んで穴を掘っていきます。

以上でノミについて調べてきました。

~ Soboku Rin in Hanoi ~

参考サイト:https://kagu-diy.com/diy/tool/nomi
参考文献:棟梁に学ぶ家グループ(1990)『木造伝統工法 基本と実践』彰国社

2021年7月12日

大工の仲間たち カンナ

カンナ(鉋)は大工道具の一つで、主として材木の表面をけずって加工する目的で使われる道具です。建築部材の表面仕上げを行うために使用する頻度が高いです。

今日の記事ではカンナはどんな種類があるか一緒に見ていきましょう。

~ Soboku Rin in Hanoi ~

参考文献:棟梁に学ぶ家グループ(1990)『木造伝統工法 基本と実践』彰国社

2021年7月7日

大工の仲間たち 大工道具 

大工さんは毎日の仕事にいろいろな道具を使っています。これらの道具はないと仕事ができないと言えるほど大事です。今日の記事でいくつかのものについて調べていきたいと思います。

▷板図(いたず)
柱や土台・桁などを墨付けるために、大工さんが使う板に描かれた平面図のこと。

▷両刃のこぎり  
のこ身の両方に歯があり、片方は縦挽き用、もう片方は横挽き用となっています。

▷各種類の定規
直線だけではなく、様々な種類の定規が使用されています。

▷鉋(かんな)
主として材木の表面をけずって加工する目的で使われる道具です。建築部材の表面仕上げを行うために使用する頻度が高いです。

▷鑿(のみ)
木材に穴を掘ったり穿ったり、彫刻したりするのに使用される工具です。様々な形状の刃先があります。

▷玄翁(げんのう)
釘を打つ、叩く、のみを叩く道具として大工道具の定番です。対称的に打面が2つある物を指します。

▷掛矢(カケヤ)
大形の木槌(きづち)。おもに建て方(木造住宅の骨組みを造る段階)に使用されます。杭(くい)などを 打ち込むときや,物を打ち壊したりするのにも使用されます。

以上でよく見かけるいくつの道具について書きました。素朴屋の大工は毎日これらの道具を使って刻み、木組みの作業に心がけています。

~ Soboku Rin in Hanoi ~

参考サイト:https://asateru.com/daiku-tool/

2021年7月6日

今井久志は、ふくらはぎが、ちょっと凄すぎる。恐い。

わが素朴屋の代表は、とにかく元気だ。そして頑固だ。
こうと決めたら頑として決めたことに突っ走る。ちょっとくらい間違ってたって気にしない。
突っ走る。頭脳が突っ走るかと思うと、肉体も突っ走る。
この間の休みには、飛騨高山で行われた50kmトレイルランに出場した。

ここ八ヶ岳にはヤマケンというプロのトレイルランナーがいるが、みんな走りたがる。
オイラは絶対嫌だ。走るぐらいなら、呑んだくれる。
全体の中位でゴールできたことが嬉しそうだ。ここんとこ設計に悩んでいたので、
走るのはいいことだろうと思われる。頭を無にして走る。良い。
オイラは頭を空っぽにして、スコッチをボトルから煽る。

追伸。走りすぎて、今井久志は、痛風になった。因果関係は定かでない。
すごくぶっとい脹脛が痛々しいぜ。



by NORIZO

2021年7月5日

日本木材技術研修会に素朴屋スタッフが参加してきました!

6月29日に日本木材輸出振興協会により開催された「2021日本木材技術研修会」に素朴屋のベトナム人スタッフ2人が参加してきました。

会場は千葉県市川市にありますので、朝6時より素朴屋から出発。

 

午前中は木材に関する講義でした。テーマは木の特性、耐久性;木は腐りやすいか、木は燃えやすいかというテーマでした。東大の先生や著名な研究者の先生のお話に聞くことができるのはなかなかいいチャンスでした。

 

午後は木の博物館「木力館」見学。博物館でいろいろな木材を観たり、木の年輪について学んだりすることができました。

 

「朝早く起きて、そして、往復で6時間も車の中で移動しましたから疲れましたが、色々勉強になった」とドゥオンが話しました。

トゥエも「色々なことが勉強できて、嬉しい。またこのようなイベントに参加したい」と語りました。

 

2021年6月30日

上棟式で何をしますか???

上棟式とは、無事に棟木が上がり骨組みが完成したことをお祝いする儀式であり、家づくりの大切なイベントの一つです。

※棟木は屋根の骨組みで一番高い部分です。

上棟式でやる主なことは下記の4つのことです。

▶棟札(むなふだ)を用意します。
棟札には上棟日、施主様の名前、棟梁(大工の親方)の名前などが書いてあります。

▶祭壇にお供えします。
棟木が上がったら、施主様と大工のみんなが祭壇にお供えします。
祭壇の上にはお神酒や塩や米などが供えます。

▶お神酒、塩、米を撒きます。
それから、家の四隅にお神酒と塩と米がかけられます。そうして、屋敷が清められると言われています。

▶棟札を括り付けます
上棟式の最後に棟札が小屋束に括り付けられます。

棟札は天井が貼られてから見えなくなってしまいますが、家が完成した後もお施主様をずっと見守ってくれる存在です。

家のお守りみたいですね。

~ Soboku Rin in Hanoi ~

2021年6月28日

大ちゃんの娘さんたちは、日本一のしあわせもんだ

ご覧ください。木製の本格的なキッチンに見えますが、
ところがどっこい、大工の大ちゃんが作ったままごと用のキッチンなのです。

こんなキッチンで、おままごとができたら、
ゲームやったり、漫画読んだり、スマホいじったり、そんな暇ない。
素晴らしい手仕事!
欲しい方は、素朴屋まで。大ちゃんが作ります。
値段は応相談ということで、よろしく。

2021年6月25日

じょお〜と〜式いいいい!

S氏邸の上棟式が行われました。地鎮祭から時系列で写真をお見せしましょう。


※地鎮祭
 

※基礎工事
 

※刻み作業
 

素朴屋が変な集団なら、お施主様もなかなかのもの。S氏もかなりユニークです。
元役者らしく、よく通る透き通った美声が建築現場に響いてきたらS氏の登場です。
東京と八ヶ岳の2地域居住をもくろむご夫妻は、建築にも興味津々。
現場にはご夫妻が寝泊まりするセルフビルドの小屋まであります。
S婦人は料理がプロはだし。地鎮祭では人数分の美味なるちらし寿司を振る舞っていただきました。

※建て方
 
上棟式は、さらに、ますます豪華絢爛、酒池肉林。鳥ももの酸っぱく煮込んだやつとか、
鯵の揚げ煮浸しなどなどなど。極め付きは「蛸飯!」三浦半島の先端から取り寄せた滋味深すぎる蛸は絶品。
完成した暁には、どんなご馳走を振舞っていただけるかと、今から涎が止まりまへんですわ。


 
S氏邸、とてもとても立派な家になるはずです。この土地で伐採した大黒柱が大迫力。
天井板をご覧あれ。無節のカラ松化粧板が吹き抜けに張り巡らされ、こんな綺麗な天井、見たことない。
次回のブログで細部は詳しくお見せする予定です。乞うご期待!

by NORIZO

2021年6月24日

お馬さんたちの終の住処です。

八ヶ岳南麓、清里高原にあるホースケア牧場さま。とても清々しい草原にあります。
重賞レースに出まくった競走馬たちが、引退後にやってくるところです。

鍛錬の日々と、レースの緊張から解放されたサラブレッドの紳士淑女たちが
のんびり、ゆったり暮らしています。その厩舎を建てたのは、素朴屋です。

常に清潔に保たれた馬房は、カラマツの匂いがするそよ風が通る超快適な空間。
素朴屋の素朴な面々が、丹誠込めて建てました。この素晴らしい木組みの妙をご覧くださいませ。

by NORIZO