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2021.09.30(thu)
NORIZOの入院のススメ②

素朴屋にはお酒が大好きな方が多く見受けられる。お酒大好き率30%超えではなかろうか。

オイラの骨折中のサテライトオフィスは、市立K病院の6人部屋である俗にいう大部屋。
病院全体で大部屋は10室ほどだ。あとは個室。8室程度は、長期療養者でほぼ満室。
残念ながらオイラとだべってくれそうな若者はいない。
入り口には、入院患者の名札がある。災害時のなんとかカードみたいに色分けされている。
流石に黒はない。白・緑・黄・赤。看護婦さん、もとい看護師さんに聞くと、
避難時の患者搬送のための色分けだそうだ。白はおのれの足で逃げよ。
緑色はおのれの力と補助具で逃げよ。歩行器や車椅子や松葉杖が補助具ですな。
ここまでは介助なしで、自力で脱出しなければならない。
長期療養者の中に、白組と緑組はいない。
黄色。車椅子などの補助具に乗り、看護師や消防士に介助してもらって逃げよ!な人。
オイラはこれだ。なんとか自力で逃げれるが、いかんせんノロイ。車椅子乗るのも漕ぐのもノロイ。よって介助者。赤。寝たっきりに限りなく近く、タンカまたは、おんぶに抱っこで逃げましょう。

話が脱線した。酒好きの話だった。
オイラの大部屋は短期入院部屋らしい。名札も赤はいない。黄色も俺くらい。
満室かと思えば、オイラの貸し切りになったり、入れ替わりが激しい部屋だ。
いろんな人種が入院しては退院していく。骨折野郎は眺めていなくてはならない。

白内障の術後の念ため入院。尿管結石。痛いぞう。。この間の彼も一晩中唸っておったが
翌日にはニコニコ退院。盲腸炎などのお馴染みの術前入院。なんか気持ち悪いんで検査入院。
急性心不全、脳梗塞など、ほんっとに軽く済んでよかったねな人。整形外科な人。
安静以外に治療法がない。看護師さんの手のかからない患者ではあるが、入院が長く、寝たきり部屋にいられると邪魔な人。
オイラは邪魔な患者だ。廊下を車椅子でウロウロしたり、いっちゃいけない外に出たり、邪魔で面倒なやつだ。
1ヶ月近くは入院するから、ほぼ牢名主状態となって君臨している。ガラガラな時は平気でベッドを2つ使って怒られたりする。

やっと本題だ!最後の人種、それは「常連」

オイラが入院した日に退院したおっさんが、約10日後に再入院してきた。
腹水が溜まって腹がパンパンだ。5リットルくらい溜まってたんじゃね?
救急指定病院じゃ、「常連」の腹水なんか大部屋で抜いちまう。
黄疸、腹水、救急車。3つ揃えば病名は明らか。「重症型アルコール性肝炎」。
腹水抜いて、点滴を一晩受けたおっさん、翌朝はニコニコと看護師たち、達だぜ、達と談笑。
「今度はガンマが3000超えててさ」アホか。自慢か。オイラも20代の無茶苦茶な頃、4000を記録したことがあるが生まれて初めて救急車に乗った。大阪北新地のクラブから大阪医大病院へ直行さ。死ぬかと思った。
「あら、お久しぶり」「Mさんまた来たの」「もうここに住んじゃえば」あ〜あ
「帰りたいって駄々こねちゃダメだからね」「はいお酒没収ね、先生に怒られるよ」
勝手にしやがれ。
多分俺とタメな年齢じゃないか?つくづく眺めていると、素朴屋のSさんに見えてきた。体型もそっくりだ。このおっさんを若くして筋肉で太らせてみるとDちゃんに見えてきた女装させてみるとSちゃんに見えてきた。みんな気いつけてや。

オイラはもう、タバコも酒もやんないぜ。

by NORIZO

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