2021.09.28(火)

「やっぱりパリは、文化の中心都市だった」Vol.3

「やっぱりパリは、文化の中心都市だった」Vol.3


メゾン&オブジェ2021 in Paris には、パリ在住のスーパーレイディがお手伝いしてくれた。
“Madame japonaise”。ニッポン人であります。フランス人のご主人とパリに暮らしていらっしゃいます。
朝っぱらから夫人を素朴屋のために取られ、夜は夜で日本の朝に合わせたミーティングに引っ張り出す。
ご主人に理解がなかったら、今回の成功はなかったに違いありません。
ZOOMミーティングでチラッとお見受けしたところ、マーロン・ブランドに似たダンディなナイスガイであります。

本格的ではないにしても茶室を出品するのに、茶もたてへんのかい!素朴屋内でも結構バトルがありました。
いやあ、無理してマダムにたててもらってよかった。表千家の作法に則った本格的なお手前。
主催者から紙コップで出せ。と言われたのを、マダム自前のお茶碗をたくさん用意してもらって、
衛生面に気を配ったり。ほんまにコロナってやあねえ。彼女には、お手前以外にも日本建築の素晴らしさや
素材の良さを伝えてもらう役目も押し付けちゃったりして、彼女無くして成功はありませんでした。
ほんまに、おおきにです。
マダムや現地スタッフの巧みな話術のおかげもあってか、
「UKのバイヤーが、キット化して売り出せないか」と言い出したり「もっとトラディショナルに、できないか」とか
「オーダーメイドで是非一棟欲しい」だの「日本の旅館をテーマにしたホテルを建設中なのだが、庭園に欲しい」やら
ルシアさん以外にも即買うって人々が何組か登場したりして、嬉しい悲鳴。
早く、パンフレットなりの、わかりやすいツールが必要や!と焦る私でありました。
演出用に色々作ったから、かんちんだけどね。

by NORIZO

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