2022.07.04(月)

素朴屋を選んだ35人の若者たち

素朴屋を選んだ35人の若者たち


35人の若者たち。

 

それらは突如として、トントン拍子で舞い込んできた素敵なお話。

NPO法人八ヶ岳SDGsスクールさんから声をかけていただき、東京都杉並区の中学校2校(それぞれ別日)の課外授業の受け入れを行うことになった。

 

今回は、「SDGs×教育旅行」と題した、NPO法人八ヶ岳SDGsスクールさんと八ヶ岳ロイヤルホテルさんの共同プロジェクトの一環で、八ヶ岳の環境や資源を活かした中学生に向け体験プログラムを八ヶ岳界隈で行うという取り組み。

 

NPO法人八ヶ岳SDGsスクールさんとの出会いは、共通の知り合いからの紹介。

そして素朴屋が建築した「Tiny house 1(山梨県北杜市高根町)」 の現場で、NPO代表の諏訪さんが声をかけてくださったことから始まった。

tiny house1

 

当初、諏訪さんは素朴屋のことを「そ」=「蕎麦屋」と勘違いしていたそうで、何をするところなのかと「謎」が残る場所という意味で、前から気になっていたそう。打ち合わせを重ねるごとに素朴屋のことを理解してくださり、今回のご縁を非常に楽しみにしてくださっていた。

現場に飾られる「まる・そ」の幕

それからというもの、素朴屋のことを気にかけ、周囲の方々に素朴屋のことを紹介してくださっている。

 

前職が北杜市の校長先生でもあったNPO副代表の丸茂さんのご尽力により、泉中学校の駐車場をお借りでき、バスを下車。

徒歩で集落、田んぼ道を散策しながら八雲神社の200段の階段を上がり、神社に挨拶。

八雲神社に隣接する素朴屋施工中の「神社の杜のワーキング・スペース 8KUMO(やくも)」を見学した。

棟梁から日本建築の説明を受け、沢山の質問をいただく。

そして、地方が注目されている昨今、生業、地方とのつながりの重要性なども考える時間となった。

 

素朴屋に到着して早速、大工仕事のワークショップ。

3つのチームにわかれて、各種ワークショップを頑張って、「対抗!火起こし選手権」を実施

①    鉋(かんな)がけ

②    丸太の皮むき

③    薪割り

 

すべて素朴屋の日常にある作業を体感してもらう。

大変な作業なので、どんな反応をするかと思ったら、中学生たちは意外とワクワク、楽しく作業をしていた。

神社の階段を登っている時に「今日はこんなつもりじゃなかったー!(汗をかいて髪型が崩れる女子談)」とつぶやいていた女子たちも、「めっちゃ楽しいー!」と様子が変わっていく姿を見て、こちらもニヤニヤしていた。

 

作業すべて楽しそうにやっていた体格の恵まれたバスケ部の彼(大将と命名)からは

 

「おれ、将来、素朴屋に入る!」

 

(入るというのは、働く、というよりもサークルに入るような感覚で言っていた:笑)

 

和やかな雰囲気の中、代表の今井からは

「どんどん失敗していきましょう(チャレンジあるのみ)」と一言。

 

 

暑い日と、寒い日が繰り返され、体調を崩しやい日が続いていた。

当日は、両日とも快晴!

 

暑い中でも、素朴屋職員は、比較的元気(に見える)。

それは、日々頭と体を動かし、主体的かつ楽しく、お仕事に取り組んでいるからなのかも知れない。

 

今回の受け入れは、そんな若者が増えることを願った2日間だった。

ご縁をいただきありがとうございました。

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